IELTS受験準備
Summary
- Computer 受験が圧倒的におすすめ
- 試験対策が絶対に必要
- 当日は水分を摂りすぎない
IELTSとは
IELTSはUKやオーストラリアで使用されるテストだそうです。
オーストラリアの会社を支援していた際に、そこの社員が、IELTSのテストで良い点を取らないとVISAを更新できないと言っていたことがありました。
- VISAや永住権に必要なテスト: General
- 大学や大学院への進学に必要なテスト: Academic
という2つのテストがありますが、Listening と Speaking の問題はどちらでも同じです。
今回、私は当然ながら Academic を受験する必要がありました。
2つのIELTS実施団体
MBAの出願を決めると同時に、IELTSの申し込みをしました。
ちょっと複雑で初見殺しな感じなので少し説明します。
日本でIELTSを実施している団体は British Council*1 と提携する英検と IDP*2 と提携する JSAF の2つがあります。
面白いのは、JSAF の方は Computer Delivery のテストが高田馬場で行われていて、こちらの方が直近(約2週間後)の回が申し込め、結果も1週間程度で出、タイピングで回答できるということで良いことずくめです。値段は同じです。
特に Writing では、単語数を数えたり、推敲したりする必要があるので、よほどタイピングが遅い人以外は Computer Delivery の方が受験しやすいはずです。
かくいう私も、最初は Paper で申し込んだものの、あとから Computer Delivery の存在に気づき、Paper の方をキャンセルして4回とも Computer で受験しました。
JSAF (Paper と Computer が選べる)
英検 (Paper のみ)
JSAF はIELTS の運営に参入して日が浅いようで知名度が低いですが、私はこちらを圧倒的におすすめします。
IELTSは対策が必要
私は英語の試験はTOEICしか受けたことがなく、TOEFLはおろか英検すら受けたことがありません。TOEICも前職で900点を取れば100万円くれるというキャンペーンがあったため受けただけです。
TOEICというのは基本的に Reading と Listening の試験なので、速く読め、平易な会話が聞ける能力(ようは英語慣れ)があれば特にちゃんとした勉強がなくてもスコアが取れてしまいます。
というわけで、体系だった英語の試験対策というのは大学受験以来です。
IELTSは対策をしないとスコアメイクが難しいテストです。特に、Writing は多くの受験生が最も低いスコアとなり、苦戦しているようです。
最大の対策は摂水制限
初回と2回目で一番失敗したのは、テストの途中にトイレに行って時間をロスしてしまったことです。
IELTS では、試験会場にラベルの付いていない水のペットボトルを持ち込めます。しかし、Listening → Reading → Writing の3時間は途中休憩がありません。もっと言うなら試験前の説明から含めた3時間半です。
この間にトイレに行きたくなった場合は、試験時間中に試験官付き添いのうえ中座する必要があります。当然ながら試験時間を3,4分ロスします。
これが一番重要な Writing の時間にあたってしまい、書きたいことを書ききれないという事態になってしまいました。
当日は朝から水分を摂りすぎないよう注意しましょう。